こんにちは、ファスティングセラピストのみちょです。
こんなお悩みをお持ちでしょうか?

授乳期にファスティングってしていいのかな?ダメなのかな?
この記事を読むと次のことがわかります。
痩せたい目的でファスティングをしたら、不妊体質が改善して3人目がお腹にやって来たmiqです。
この記事執筆現在、0歳の娘の授乳期なのですが、ファスティングをしていいのか迷いました。
ファスティングは自宅でできる健康法で、増えすぎた体重をもとに戻すためにピッタリ。
ただ、妊娠期・授乳期などは通常の体調では無いですし、「赤ちゃんに影響がないか」も考えなくてはなりません。

ママはいろいろ大変です。
それでは、授乳期のファスティングについてお伝えしていきます。
授乳中のファスティングは”オススメしない”
いきなり結論を書きましたが、授乳期にはファスティングをしない方がベターと言えそうです。
なぜなのでしょうか。
授乳中のファスティングで心配なこと
授乳期のファスティングが大丈夫かどうか、不安ですよね。
中でも
「ファスティング=断食することで、母乳の分泌が減ってしまうのではないか?」
という心配が1番大きいのではないでしょうか。
プチ断食を試してみた
そうはいっても、妊娠中に増えた体重をもとに戻しておきたいもの。
1度ファスティングの減量効果を実感していた私は、
「ファスティングで減量したい気持ち」と「母乳が減らないかという不安」のジレンマに陥った結果、朝食を抜くプチ断食を決行しました。
プチ断食を4日間試した結果
娘は8か月。
離乳食も慣れて来つつ、授乳は欲しがればやっている頃です。
(産後からずっとミルクとの混合)
4日間朝食抜きをしてみたところ、こんな変化を感じました。
- 片方飲んでいる間、もう片方も分泌するのでいつもタオルで受けているが、プチ断食中はタオルの濡れ方が少なかった気がする
- プチ断食中、日中の授乳後、娘が不満そうにグズる
これは母乳量が減っているのではないかと自己判断し、プチ断食は中止しました。

今思うと、単に朝食を抜くのではなく、酵素ドリンクに置き換えるファスティングにしていれば、母乳量は減らなかったのかも?なんて。
置き換えファスティングにしても良いのですが、ぼちぼち卒乳に近づいていくので、その後に思いっきりファスティングしようと思います。
ファスティングの授乳期ママへの影響
前述のように「母乳量が減ったかも」という実感がありましたが、ファスティングが授乳ママに及ぼす影響は他にもあるようです。
母乳中の栄養が変わる
母乳は血液から作られます。
ママが食べた物が、血液の質や量に現れて、母乳にも関わって来るのです。

お惣菜の揚げ物を食べた後の授乳で、かじられたことがありました(泣)
油っこい食事が、美味しくない母乳を作ってしまったんですね。
ファスティングをすることで、ママが摂取する栄養が減り、結果的に母乳の栄養も減ってしまうことが考えられます。
母乳に毒素が含まれる?
ファスティングの効果の1つに「デトックス」がありますが、体内に溜まった老廃物や毒素は、血液によって運ばれて肝臓・腎臓で解毒され、体外へ排出されます。
母乳は血液から作られるので、このデトックスの過程で有害な物質が母乳に含まれてしまうおそれがあるのです。
ママのパワーが出ない
授乳は、ラグビー1試合分の消費カロリーと例えられるほど、エネルギーを使うものです。
夜中に何度も起きたり、おんぶしながら家事をしたり、ただでさえヘロヘロです。
普段の健康体なら朝食抜きは意外と楽勝で、むしろ活力が湧いてくるほどなのですが、産後すぐの弱った体となれば話は別です。
赤ちゃんを抱っこしていてフラついては大変です。
産後ダイエットのアイディア3つ
では産後ダイエットに取り組みたい場合、何をしたら良いのでしょう?
【授乳期】運動
特別な運動をしなくても、抱っこやおんぶをして家事をしたり、赤ちゃんとお散歩したりするだけでかなりの運動量になっています。
また友人によると、産後のボディメイクにはバランスボールがオススメとのこと。

バランスボールは、寝かしつけにも使えるってよく聞きますよね。
他にも、YouTubeを見ながら筋トレ・ヨガ・ダンスなども気軽にできますよね。
何も考えずに体を動かすと、日頃のストレスも解消されます♪
【授乳期】食べる順番を意識

「食べる順番ダイエット」って一時期ハヤりましたよね。
これは単なる流行ではなく、科学的根拠も発表されている有効な方法です。
そして、食べる量を減らすわけではないので、母乳が減る心配がないのが良いですよね。
具体的には、次の通りです。
食物繊維が豊富なもの:野菜・きのこ・海藻 など
↓
タンパク質が豊富なもの:肉・魚・豆腐・卵 など
↓
炭水化物
血糖値の急上昇が肥満のもとなのですが、食物繊維を先に摂ることで、血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。
ちなみに私は、妊娠糖尿病になってしまい毎日血糖値を測定する妊婦生活でした。
最初にお医者さんから

食事は、野菜から食べてくださいね。
と指導され、それを実践するだけで血糖値の上昇がかなり抑えられているのがわかりました。
【卒乳後】思いっきりファスティング
授乳期は、
- カフェインの摂りすぎに気を付けなくてはならない
- お酒やタバコはもちろんNG
- 体調が悪くても、飲める薬が限られている
と制限が多く、つらいものです。
しかし授乳期は早くて1年前後、長くても3〜5年で終わりを迎え、振り返ってみると人生のたったひとときです。

長男は1歳10か月、長女は3歳まで授乳していました!
卒乳はさみしい面もありますが「何でも食べれる!飲める!」の再開でもあります(^^)
それと同時に、授乳のための消費カロリーがなくなり、それまでと同じように食べていると、その分ママの体に付くことに……
こんな事態を避けるためにも、もう制限がなくなった卒乳後、思いっきりファスティング!
食べ過ぎを回避して、上手に体重をコントロールしましょう♪
まとめ
授乳期に朝食抜きを試した体験を織り交ぜながら、授乳中のファスティングについてお伝えしました。
記事内の理由から、授乳期のファスティングは、基本的にオススメしません。
代わりに、産後のダイエットには
- 【授乳期】運動
- 【授乳期】食べる順番を意識
- 【卒乳後】思いっきりファスティング
をご提案しました。
産後の体調は万全でなく、赤ちゃんのお世話が忙しくてなかなか余裕が持てません。
体型戻しは、無理のない範囲で少しずつでも良いのではないでしょうか。

授乳中は体重も増えづらいですし♪
私は卒乳してから、ファスティングでスッキリボディーを目指します!
よかったら一緒にがんばってみませんか(^^)
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